【保存版】ゴミ屋敷を片づけるときの手順と注意点

「知人の家がゴミ屋敷になっている」
「ゴミ屋敷を片付ける手順が知りたい」
「ゴミ屋敷を片付けてくれる業者さんの選び方を知りたい」

身近な人の家がゴミ屋敷化している場合、自分も協力してこの問題を解決しようと思う人が多いです。
関係者が協力して問題解決に向けて動くことは非常に重要なことだと言えます。
しかし、手順や注意点を知らなければ、上手くいかなかったりトラブルに発展したりするリスクがあるでしょう。
具体的な手順と注意点を確認しておき、問題なく片づけが進められるようにしておくことをおすすめします。

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ゴミ屋敷に住んでいる人としっかり話し合う

まず、ゴミ屋敷に住んでいる人としっかり話し合いを行っておく必要があるでしょう。
そもそも、周囲が片づけたいと思っていても、住んでいる人にその気がないことはかなり多いです。
何故片づけなければならないのか、自分の家のことに口出ししないでほしいなどの反応が返ってくるケースは少なくありません。
最初のステップである話し合いに躓いてしまうと、片づけに進むことができないです。
円滑に進めるコツとしては、相手の状況を正しく把握した上で最適なアプローチを選ぶことだと言えます。
人によってゴミを溜めてしまう理由は違っているため、これを理解した上でアプローチしなければなりません。
加齢や病気が理由で上手く片づけられない場合には周囲の支えがあることを伝えれば承諾してもらえるケースもありますし、寂しさなどが理由の場合はこれを解消すれば前向きになってもらえることもあります。
早急な解決のために十分な話し合いの場を設けなければ、交渉の段階で失敗する可能性が高いです。
急いで片づけることだけを考えず、相手の言い分にも耳を傾けた上で最適な解決方法を模索していくことが重要だと言えるでしょう。

具体的な片づけ方法を決定する

相手に納得してもらえたのであれば、具体的な片づけ方法を決定する必要があります。
業者に依頼するとお金がかかってしまうため、自分たちで実施することを検討する人も多いです。
けれども、状況によっては自分たちでの片づけがおすすめできないと言えます。
ゴミが何層にも積み重なっているような場合、見えない場所で虫が発生していたり、ガラスの破片などの危険物が落ちていたりする可能性があるので危険です。
ゴミ屋敷に特化した清掃サービスを利用すれば、経験や知識が豊富なので安全かつ確実な方法で作業が進められます。
業者を手配するだけで解決できると思うかもしれないですが、できれば住民以外も立ち会うべきです。
住民だけに任せるとやっぱり掃除してほしくないと当日になって業者を追い返してしまったり、作業の邪魔をしてしまったりする恐れがあるので気をつけておきましょう。
軽度の場合は自分たちで実施することも可能です。
自分たちで行う際には、事前にゴミ処理場へ搬入の予約を行っておいたり、運搬に使うための車両を確保しておいたり、清掃に必要な道具を集めておいたりする必要があります。
また、軽度に感じても虫が棲みついている恐れがあるため、開始前に殺虫効果のあるアイテムを家中に使っておくなどの工夫も必要となるでしょう。
もしも、近隣に住宅がある場合は事前に断りを入れておくことも大事です。
これまで迷惑をかけてしまったことを謝罪するとともに、片づけるために車両の出入りがあったり音が出てしまったりする恐れがあることを伝えておくと余計なトラブルになりにくいと言えます。

精神的なことが原因であればカウンセリングを手配する

片づけが終われば問題が解決できたと思うかもしれません。
ですが、これだけで終わりと思うべきではないと言えます。
ゴミ屋敷問題を引き起こしてしまった根本的な原因が解消されていない場合は、繰り返してしまってもおかしくありません。
精神的なことが原因であればカウンセリングを手配したり、寂しさや孤独が原因であれば身近な人が訪問する機会を増やしたりする必要があります。
病気や年齢などが理由で片づけが困難な場合は、ひどい状態になる前に定期的に訪問して清掃のサポートを行うことを約束したり、清掃サービスを手配しておいたりすることも可能です。

無断で片づけを始めないこと

こうした手順で解決していくことができますが、絶対にやってはならないことがあります。
それは、無断で片づけを始めないことです。
住民が頑固な性格の場合は話し合いが無駄だと感じてしまったり、話し合いが難航している場合は説得できないと思ったりするかもしれません。
何らかの方法で住民を外へ誘導し、その隙に片づけてしまおうという発想に至る人もいるはずです。
このような方法を選んでしまうと、片づけられたことを知った住民が逆上して警察沙汰になってしまうほどのトラブルに発展する恐れもあります。
解決するには強硬手段しかないと思うかもしれないですが、リスクが高いのでおすすめできません。
難しいと感じられても我慢強く向き合うようにしたり、自治体や専門家の力を借りながら解決を目指したりすることも可能です。

まとめ

なるべく早く解決したいと考えることはいけないことではありませんが、トラブルに繋がるリスクの高い手段を選ばないように注意した上で進めていく必要があると覚えておきましょう。

最終更新日 2025年7月8日 by essall